原子力規制庁は、原子力発電所への影響が
懸念されるカルデラ火山の巨大噴火の監視に
備えて、巨大噴火につながる予兆を観測でき
るかを、今年4月から調査を始める。
鹿児島湾奥部の姶良カルデラや北海道にある
洞爺カルデラ、屈斜路カルデラなど5つの
カルデラ火山を対象にしている。
また、国の産業技術総合研究所は、2017年度
から、将来の火山活動の可能性の評価のため、
過去に大規模噴火を起こしたカルデラ火山や
主要な活火山の調査をしている。
巨大噴火 の事例調査対象は、支笏カルデラ・
十和田カルデラ・大山火山・阿蘇カルデラ。
原子力規制庁が行う姶良カルデラの調査では、
2021年度にも海底に地震計などを設置し、
国内初の海底での常時観測を始める計画。
姶良カルデラは、約3万年前、破局的噴火を
起こし、桜島大正噴火の数百倍規模の巨大
噴火で、600度を越える火砕流が南九州一帯を
焼き尽くしている。
現在、海底にあるマグマだまりの天井までの
深さは4~5kmと推定されており、
このマグマだまりから、桜島から噴出する
マグマの供給が続いている。
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