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2019年2月5日火曜日

原子力規制庁 姶良カルデラ常時観測へ

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
梅一輪



原子力規制庁は、原子力発電所への影響が

懸念されるカルデラ火山の巨大噴火の監視に

備えて、巨大噴火につながる予兆を観測でき

るかを、今年4月から調査を始める。

鹿児島湾奥部の姶良カルデラや北海道にある

洞爺カルデラ、屈斜路カルデラなど5つの

カルデラ火山を対象にしている。

また、国の産業技術総合研究所は、2017年度

から、将来の火山活動の可能性の評価のため、

過去に大規模噴火を起こしたカルデラ火山

主要な活火山の調査をしている。

巨大噴火 の事例調査対象は、支笏カルデラ・

十和田カルデラ・大山火山・阿蘇カルデラ。

原子力規制庁が行う姶良カルデラの調査では、

2021年度にも海底に地震計などを設置し、

国内初の海底での常時観測を始める計画。

姶良カルデラは、約3万年前、破局的噴火を

起こし、桜島大正噴火の数百倍規模の巨大

噴火で、600度を越える火砕流が南九州一帯を

焼き尽くしている。

現在、海底にあるマグマだまりの天井までの

深さは4~5kmと推定されており、

このマグマだまりから、桜島から噴出する

マグマの供給が続いている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

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