日本国内で最もたらしい島、西之島は噴火
活動を続けて、現在は海面上140m以上の
高さまでに育っている。
だが、この島も1~2km沖までは水深30m
程度の浅瀬が続くが、その先は一気に落込み
島の裾、山の麓は海面下数千mとなっている。
海底から立ち上がった数千mの山の頂上部、
140m余が見えているだけということだ。
我々に見えている太平洋の海面下には、未だ
知られていない巨大な海底の山々が存在する。
最近、確認された海底火山が造った巨大火山に
タム山塊がある。
日本の東方沖約1600Kmの水深6400m付近を
底面と丸いドーム状の海底火山で、頂上に
あたる頂点は水深約2000m、高さ4400mだ。
過去の調査では、複数の海底火山により
形成されていたとされていたが、タム山塊の
各所から採集された岩石の分析から、同一の
成分を備えた玄武岩からなる単体の火山で
あることが判明した。
現在から、およそ1億4500万年前のジュラ紀
後期から白亜紀前期の火山活動で形成された
単一の火山で、その面積は約31万Km2。
日本国土の総面積が37・8万Km2だから、その
巨大さが判る。
タム山塊は、太平洋北西部の海底に横たわる
台地、シャツキー海台の一部であり、世界の
海底には、まだまだ知られていない巨大火山が
存在するかもしれないという。
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