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2019年11月16日土曜日

認知症に有効な食品の臨床データ(1-2)

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
緑色サルノコシカケ



ボケの防止や症状の進行抑制効果を備えた

食材が多く推奨されているが、それらの中で

大豆や玄米、ヤマブシタケ、卵黄が備えて

いる有効成分について、それぞれの臨床

データが紹介されている。

① 大豆のホスファチジルセリン(PS)

*アルツハイマー病患者にホスファチジル

セリンを1日200〜300㎎、60日〜6ヵ月間摂取

させたところ、認識力や記憶力、注意力、

集中力、学習力の向上、また異常行動が改善。

*アメリカで実施された臨床試験において、

1日300㎎のホスファチジルセリンを加齢性

記憶障害の患者149名に12週間投与した結果、

神経学的指標における改善が認められた。

*ホスファチジルセリンを毎日飲料水に混ぜて

投与した老齢ラットは、海馬の密度が若齢

ラットに近いレベルで維持されていた。

②玄米のフェルラ酸

*韓国の生薬研究所が、フェルラ酸を与えた

マウスは、アミロイドβによる記憶や学習力の

低下を抑制できる研究成果を薬学雑誌に掲載。 

*2008年の広島大学における研究において、

フェルラ酸を含むサプリメントを摂取し続けた

軽度の認知症患者の記憶や判断力の改善。

*アルツハイマー病患者143名にフェルラ酸を

含むサプリメントを9ヶ月間投与したところ、

75%に認知機能低下の抑制が見られた。

*株)ファンケルの2016年の実験で、神経細胞に

フェルラ酸の投与で、アルツハイマー病の原因

物質の一つのタウが40%減少したことを確認。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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