武蔵野台地に立地し、東京都内は勿論のこと
遠くまで見渡せるJR武蔵小杉駅(川崎市)周辺の
タワーマンションは、交通の利便さも備えて
いることもあり、毎年、住たい街のランキング
では上位にランクされる人気。
だが、思わぬ落とし穴が台風19号(ハギビス・
1919)によって浮き彫りになった。
豪雨によって、越水するまでに増水した
多摩川に、マンションから汚水の排水用の
下水管を直結していたため、川の水ともども
汚水がマンションに逆流して、地下室が水没。
住民の快適な日常生活のカギを握る電気や
水道などの施設が水没して使用不能に。
停電、断水、エレベーター停止などで上階に
住む人を孤島に孤立させるような事態に。
一般的に、20階建て以上のマンションを
タワーマンションと呼ぶそうだが、タワマンは
東京や大阪だけでなく、全国に数多く存在する。
東京や大阪では、河川の氾濫だけでなく津波に
よる浸水も想定される。
大阪では、南海トラフ地震による6m超の
津波の来襲が想定されており、河川を遡上して
越水した場合には、一気に新大阪周辺まで
水没するとされている。
数知れぬタワマンが孤立状態になり、階段での
上り下りが高齢者には大変な負担になる。
また、かって東京都知事が三日間分の水と
食料を備えて待てば、救援物資が届くとの
話があったが、今では一週間分は最低必要だ。
専門家は、タワマンが立ち並ぶ地域では、
最低3週間分の水と食料を備蓄しろと忠告。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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