2018年、中国遼寧省瀋陽市で見つかった
アフリカ豚コレラに感染した豚が見つかって
から、初期対応の杜撰さから瞬く間に拡大。
8ヶ月後の2019年4月には、中国国内全土のみ
ならず、東南アジア各国にも感染が拡大した。
瀋陽市から東南に200Kmほどしか離れていず、
森林地帯が続く北朝鮮には、人の往来も多く
野生のイノシシを介してこの頃には恐らく
アフリカ豚コレラは侵入していただろう。
配給制度が破綻してからは、北朝鮮では
貴重なタンパク資源であり、生活を支える
ための資産でもある豚の飼育は、共同農場
だけではなく、各家庭でも飼育している。
盗難や脱走に備えて、住宅の土間に穴を
掘って飼育場所を作り、大切に育てている。
このような、飼育環境であるから、北朝鮮
政府は、養豚頭数などは把握できず、また
防疫体制はないに等しい管理環境だろう。
アフトンに感染して死んだ豚は、当局に
届けることもなく、解体されて食肉として
市場に売りに出されるのが一般だとされる。
このような管理環境だから、専門家は既に
アフトンにより、豚が全滅した地域がある
情報からも、感染は全国に広まっていると
見ており、韓国にアフトンウィルスは、野生
イノシシによって持ち込まれた指摘している。
9月17日に、初めて韓国坡州市で感染が確認
された際には、厳重な鉄条網などの障壁で
イノシシの侵入は不可能だとしていたが、
アフトンに感染したイノシシの発見で、
23日には軍も投入して全国一斉の消毒を実施。
また、27日までに北部を中心に9ヶ所の養豚
場で感染が見つかり、約6万2千頭を殺処分。
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