予防できる認知症の一つとして、取り組みが
進むアルツハイマー型認知症の発症原因は
加齢に伴い、脳神経細胞が排出すべき不純
物質を排出できずに、堆積することが原因。
元来、細胞膜は有害物質が細胞内に入るのを
防ぐ、フィルターの役目を備えているが、
加齢とともに細胞膜は硬くなり、老廃物の
排出もうまく行かなくなり、徐々に必要な
栄養素や酸素まで脳細胞に届かなくなる。
脳細胞が老化などで、細胞内から排出でき
なったゴミ、老廃物はアミロイドβと呼ばれ、
ベトベトした粘着性のたんぱく質で出来ている。
アミロイドβは、情報伝達の過程で生み出さ
れる物質であり、健康な脳であれば不要な
分はゴミとして分解され、脳の血管を通じて
体外に排出される。
しかし、加齢や何らかの理由により排出が
うまくいかなくなったり、分泌が過剰に
なったりすると、アミロイドβ同士が結合し、
どんどん巨大化しながら脳の表面に溜まり
始めめる。( オリゴマー化)
アルツハイマー病患者の脳を解剖すると、
脳の表面に大量に浮いた、老人班と呼ばれる
銀色のシミとなっているベトベトしたアミ
ロイドβが認められる。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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