シュウメイギク 卵黄も、認知症を予防する成分のコリン
(レシチンとも呼ばれる)を多く含むので、
大事な食品の一つに挙げられている。
コリンは、脳神経や神経組織を構成し、神経
伝達物質であるアセチルコリンを作る原料と
なるから、記憶力の維持に欠かせない。
コリンが不足すれば、伝達物質のアセチル
コリンの量が減少し、伝達物質の量が減少
すると脳内での情報のやりとりがうまく
いかなくなることに繋がる。
そして、記憶を引き出せなくなったり、
思考力・判断力が衰えたりする。
アルツハイマー病患者の脳では必ずと言って
いいほどこのアセチルコリンの量が低下して
いることから、アルツハイマー病の発症にも
関わっているのではないかとする研究もある。
現在のアルツハイマー病治療の主な薬剤は、
伝達物質アセチルコリンの低下を防ぎ、その
活動を活性化することで、認知症の進行を
緩やかする目的で使用されている。
だが、こうした薬剤は認知症と診断されて
からでないと処方されず、また副作用の懸念も
あるため、予防段階で使うことが出来ない。
しかし、コリンを多く含む卵黄などの食品を
普段から積極的に摂ることで、アセチル
コリンの不足を防ぎ、ひいては記憶力の維持に
備えることが出来る。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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