1958年(昭和33年)9月21日に、グアム島の
東海上で発生した熱帯低気圧(1008hPa)が
台風22号となった。
その後、発達を続けて中心気圧が900hPaまで
下がる猛烈な台風となった。
台風第22号は、北北東ないし北東に進んで、
26日21時頃伊豆半島のすぐ南を通過。
この時の中心気圧は、960hPaとされる。
台風は、日本列島上に停滞していた秋雨
前線を刺激して、東日本に豪雨をもたらした。
27日には、東京の直ぐ東を通過し、三陸沖に
抜けて宮城県沖で温帯低気圧になった。
台風22号は、風による被害は少なかったが
秋雨前線の刺激により東海地方と関東地方で
豪雨となり、土砂災害や河川の氾濫が相次いだ。
特に、静岡県の伊豆半島中部で集中豪雨が
発生して、狩野川が大氾濫。
伊豆地方だけで1000人以上が犠牲になった。
また、神奈川県や東京都でも市街地の浸水や
がけ崩れなどが発生し、全国で死者888人、
行方不明者381人、負傷者1138人の被害が出た。
住宅の全壊は2118棟、半壊は2175棟に上った。
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