10月に開催された南海トラフ沿いの地震に
関する評価検討会の報告のうち、1)ゆっくり
すべりに関係する現象に続く報告。
2:長期的な地殻変動
GNSS観測等によると、御前崎、潮岬及び
室戸岬のそれぞれの周辺では長期的な沈降
傾向が継続している。
御前崎、潮岬及び室戸岬のそれぞれの周辺で
見られる長期的な沈降傾向はフィリピン海
プレートの沈み込みに伴うものであり、その
傾向に大きな変化はない。
これらの深部低周波地震(微動)、短期的
ゆっくりすべり、及び長期的ゆっくりすべりは、
それぞれ、従来から繰返し観測されてきた現象。
これら上記観測結果を総合的に判断すると、
南海トラフ地震の想定震源域ではプレート
境界の固着状況に特段の変化を示すような
データは得られておらず、南海トラフ沿いの
大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて
相対的に高まったと考えられる特段の変化は
観測されていない。
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