厚生労働省が、12月20日に発表した全国約
5000カ所の医療機関から12月9~15日に報告
されたインフルエンザの患者数が1医療機関
当たり15・62人となり、流行の注意報レベルと
される10人を、昨季シーズンより2週間早く
超えたと発表した。
厚労省などによる推計では、9~15日の1週間に
全国の医療機関を受診した患者数は、約53万
5千人とされ、前週から約21万人増加している。
都道府県別では、山口県 31・94人、北海道
29・76人、宮城県 26・69人、青森 24・14人、
富山県 24・04人の順となっている。
首都圏では、埼玉県が20・84人と20人を超えて
おり、次いで神奈川県 19・87人、東京都
16・84人、千葉県 16・61人となっている。
特色として指摘されていることに、これまでに
全の国およそ500ヶ所の医療機関に入院した
患者2785人のうち、15歳未満が1415人と
半数以上を占めており、理由は分かっていない
ものの、高齢者の入院が多い例年とは別の
傾向を示しているという。
直近の第46週~第50週(12月9日~15日)の
5週間のインフルエンザウイルスの検出状況
では、[AH1pdm09]が95%を占めている。
このほかは、[AH3亜型]3%、[B型]2%となる。
[AH1pdm09]型ウィルスは、2009年に爆発的に
発生し、感染が拡大した新型インフルエンザ
ウィルスであり、このところ根強く生き残って
来て、再び勢いを取り戻している感がある。
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