中国共産党のメンツをかけた大気汚染改善。
首都北京の改善が目覚ましく、世界の汚染度
ランキングで、200位以下だったという。
北京を訪れるビジネスマンの目にも、青空の
日も増えて、改善は感じられると評価。
だが、ネットで見る中国の大気汚染物質が
渦巻く画像には大きな変化はなく、中国
本土の中央部から朝鮮半島や日本方向に吹き
出されてくる様子は依然として変わらない。
中国政府は、冬季の煙霧削減に備えて、北京
など北部の28都市に対し、今年10月から来年
3月までに微小粒子状物質[PM2・5]の平均
濃度を昨年同期比、平均4%削減を命じた。
だが、目標値は当初案の5・5%削減から引下げ
られたほか、京津冀(北京・天津・河北)地域では
同濃度が前年同期比で6・5%上昇している。
2018/19年に、冬の目標を達成したのは、
北京など28都市中4都市のみ。
国内で最も大気汚染が深刻だった河南省
安陽では、PM2・5の濃度が1年間で13・7%と
大幅に上昇しており、今年の削減に備えた
目標は6・5%と高い水準に止まっている。
中国政府の大気汚染対策が後退している
背景には、昨年来の中国国内で深刻化の
度合いを強める景気の減速があり、企業
利益優先、汚染対策投資の先送りがある。
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