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2019年12月29日日曜日

急な寒さ 高齢者に怖い「ヒートショック」

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
鏡池の大仏殿



消費者庁のホームページによれば、2016年の

65歳以上の高齢者の死亡事故のうち、[不慮の

溺死及び溺水]による死者は6759人に上る。

このうちで、家や居住施設の浴槽での事故が

4821人となっており、同年の交通事故による

死者数の3061人を上回っている。

医師は、急激な寒暖差で脳出血や心筋梗塞

などを発症する[ヒートショック]による突然

死に対する注意を喚起している。

暖かい部屋から冷え切った脱衣所や風呂場への

移動、入浴時の温度変化などにより、身体に

急激な負担がかかり、脳出血や心筋梗塞を

発症したり、突然死を引き起こす恐れもある。

急激な温度変化は、高齢者に限らず、糖尿病、

高血圧、肥満など生活習慣病の人や喫煙者は

動脈硬化になり易いと注意する。

また、ヒートショックに備えるための入浴

方法について、10~15分程度で浴室から

いったん出ることが良いとし、長時間浴槽に

入りすぎると、冬でも熱中症になって逆に

血圧が下がることもあるので注意が必要。

ヒートショックを予防する5カ条

1)脱衣室を温め、リビングとの温度差を

  5度以内にする

2)浴槽のふたを開け、シャワーを流す

  などにより浴室を温める

3)入浴前にコップ1~2杯の水分を取る

4)入浴前に手足に多めのかけ湯をする

5)お湯の温度は40度以下にする

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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