消費者庁のホームページによれば、2016年の
65歳以上の高齢者の死亡事故のうち、[不慮の
溺死及び溺水]による死者は6759人に上る。
このうちで、家や居住施設の浴槽での事故が
4821人となっており、同年の交通事故による
死者数の3061人を上回っている。
医師は、急激な寒暖差で脳出血や心筋梗塞
などを発症する[ヒートショック]による突然
死に対する注意を喚起している。
暖かい部屋から冷え切った脱衣所や風呂場への
移動、入浴時の温度変化などにより、身体に
急激な負担がかかり、脳出血や心筋梗塞を
発症したり、突然死を引き起こす恐れもある。
急激な温度変化は、高齢者に限らず、糖尿病、
高血圧、肥満など生活習慣病の人や喫煙者は
動脈硬化になり易いと注意する。
また、ヒートショックに備えるための入浴
方法について、10~15分程度で浴室から
いったん出ることが良いとし、長時間浴槽に
入りすぎると、冬でも熱中症になって逆に
血圧が下がることもあるので注意が必要。
ヒートショックを予防する5カ条
1)脱衣室を温め、リビングとの温度差を
5度以内にする
2)浴槽のふたを開け、シャワーを流す
などにより浴室を温める
3)入浴前にコップ1~2杯の水分を取る
4)入浴前に手足に多めのかけ湯をする
5)お湯の温度は40度以下にする
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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