12月初めに、南関東地域で地震が相次いだ。
1週間足らずの間に、14回も地震が観測された
との報道で不安が募った。
丁度その頃に、NHKで首都直下地震の発生を
ドラマ風にした番組が続いたので尚更だった。
怖いモデルとして取り上げられたのが、1923
年に発生したM7・9の大正関東地震。
各所で発生した火災が、巨大の火災旋風と
なって避難者を襲った。
特に、悲惨だったのが本所の被服廠跡に避難
していた3万5000人が犠牲になったことだ。
この地震では、死者と行方不明者数が14万人に
達したが、火災による死者が10万人にも及ぶ。
70%の確率で発生が予測されている首都直下
地震では、出火件数が2000件と想定されている。
これに対して、消防車は700台。
建物の倒壊や避難民の移動で、消火活動は
行えないと考えるべきで、先ずは火災から
逃れる方法を普段から考えておくべきだ。
更に、注意すべきとしているのが[群集雪崩]。
避難に備えて、殺到するする人が群集となって
圧死者が出る事態になることだ。
先を争って走り出すのではなく、先ずは
止まって、行動を慎重に判断することだ。
最大800万人の帰宅困難者が予測されている。
地震発生の翌日は300万人とされているが、
このうち避難所に入れるのは180万人。
居場所がない人は、地震難民となる。
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