12月9日に、ニュージーランドの北島の西沖に
ある火山島のホワイト島で、観光に訪れていた
47人が、突然の噴火で被災。
12日現在で、8人の死亡が確認され、9人が
不明となっており、21人が治療を受けている。
当局は、11月から火山活動が活発になって来て
いるため、警戒レベルを引き上げていたが、
火山活動見物のツアーが続けられていた。
火口壁の一部に溶岩が海まで流れ出た場所が
あり、そこに船を着けて上陸し、溶岩が沸立ち、
噴煙が立ち上る火口を間近で見学できるの人気。
噴火当時も、2隻の観光船が着岸していた。
ホワイト島は、海底火山の先端が海上に出た
直径2kmほどの火山島で、火口は海面より
低い位置にあり、海岸からは容易に近づける。
ホワイト島は、約24万年前に活動したタウポ
火山帯に属している。
ニュージーランド北島のほぼ中央に、西暦
181年に巨大噴火(VEI7、噴煙高度50km)により
できたカルデラ湖タウポ湖があり、この南西と
北東方向に、活火山が並び、ホワイト島は
最も北の位置にある。
26,500年前に発生したタウポ湖の噴火は、
火山の噴火規模で超巨大噴火を表すVEI8に
ランク付けされ、噴出量は1170立方kmと、
過去7万年の噴火記録で最大規模とされている。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿