プリン体は、痛風を引き起こす悪者との考えが
一般化しているが、生物の細胞中に含まれる
遺伝子の構成成分で、生命活動に必要なもので
あるため、日常の食事を通して、プリン体を
摂取している。
食事から摂取しているだけでなく、我々は
1日に必要とするプリン体の8割に当たる
約500㎎を、体内で生成する機能を備えている。
食品と痛風発症のメカニズムの研究から、
特に乳製品の乳酸菌が、痛風発症の源とされる
プリン体を消化管に吸収されにくい形に分解
することやプリン体を取り込んで、自ら増殖
するための栄養源とする働きを備えていた。
乳酸菌PA-3株のヨーグルトを用いた臨床
実験では、摂取し続けているヒトとしなかった
ヒトとのプリン体摂取後の尿酸値の上昇量が
有意に抑えられた結果が得られている。
医師は、高尿酸血症の不安を抱えている人の
習慣的な乳酸菌PA-3株の摂取を推奨する。
食品に含まれているプリン体のほとんどは、
核酸として存在しているが、核酸は腸管内で
ヌクレオチドに分解され、さらにヌクレオ
チドはヌクレオシド、プリン塩基へと分解
され、この分解の過程で、プリン体は体内へ
吸収され、余ったプリン体は尿とともに
体外に排出される。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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