11月13日、地球上の生命の起源を探る鍵が
存在するのか大きな期待がかかる試料を
携えて、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の
探査機[はやぶさ2]はリュウグウを出発した。
今では、宇宙には広く水が存在することが
突き止められている。
火星は生命の存在に必要な条件のいくつかは
備えているが、生命が存在する、或いは存在
したのかの証拠は未だない。
しかし、地上には文明の存在を示す構造物が
存在していると主張する人も少なくない。
最近では、隕石などから水だけではなく、
アミノ酸などが検出される例が増えている。
しかし、これまで生命に欠かせない[糖]の
分子は発見されていなかった。
東北大学の研究グループは、岩石から糖を
検出する新しい手法を開発し、宇宙から
オーストラリアなどに落下した3つの隕石の
破片が備える成分を分析した。
その結果、2つの隕石の破片から生命体の
遺伝に関係するRNAの材料にもなる糖の一種
[リボース]を検出することに成功した。
検出したリボースは、最大で25ppb(10億分の
1の単位)と極く微量で、他にもキシロースや
アラビノースなどの糖も検出されたという。
また、これらの物質は炭素の同位体比率から、
地球ではなく、宇宙で合成されたことも判明。
研究チームは、太古の昔、隕石によって
運ばれたリボースが、地球で誕生した生命の
材料の一部となった可能性があるとしている。
このことは、リボースは広く宇宙に拡散され
宇宙に多くの生命体が存在する証明につながる。
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