ページ

2019年12月11日水曜日

コスモ隕石から生命に欠かせない「糖」分子検出

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
コスモス



11月13日、地球上の生命の起源を探る鍵が

存在するのか大きな期待がかかる試料を

携えて、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の

探査機[はやぶさ2]はリュウグウを出発した。

今では、宇宙には広く水が存在することが

突き止められている。

火星は生命の存在に必要な条件のいくつかは

備えているが、生命が存在する、或いは存在

したのかの証拠は未だない。

しかし、地上には文明の存在を示す構造物が

存在していると主張する人も少なくない。

最近では、隕石などから水だけではなく、

アミノ酸などが検出される例が増えている。

しかし、これまで生命に欠かせない[糖]の

分子は発見されていなかった。

東北大学の研究グループは、岩石から糖を

検出する新しい手法を開発し、宇宙から

オーストラリアなどに落下した3つの隕石の

破片が備える成分を分析した。

その結果、2つの隕石の破片から生命体の

遺伝に関係するRNAの材料にもなる糖の一種

[リボース]を検出することに成功した。

検出したリボースは、最大で25ppb(10億分の

1の単位)と極く微量で、他にもキシロースや

アラビノースなどの糖も検出されたという。

また、これらの物質は炭素の同位体比率から、

地球ではなく、宇宙で合成されたことも判明。

研究チームは、太古の昔、隕石によって

運ばれたリボースが、地球で誕生した生命の

材料の一部となった可能性があるとしている。

このことは、リボースは広く宇宙に拡散され

宇宙に多くの生命体が存在する証明につながる。



備えよ常に! 備えあれば憂いなし  健康と安心のメタボへの備えは?









0 件のコメント: