中国国家統計局が発表した10月の消費者物価
指数(CPI)が前年同月比3.8%上昇したと発表。
2012年1月以来、7年ぶりの高い水準に。
10月のCPI上昇率は、9月から0.8%拡大。
2020年1月の、CPI指数は5%台に上昇する
との見方が出ている。
上昇の最大の理由は、国内でのアフリカ豚
コレラの蔓延による豚肉価格の急騰。
統計では、10月の豚肉価格は前年同月比で
101・3%上昇、CPI指数を2.43%押し上げた。
また、豚肉の不足で牛肉や羊肉などの需要が
拡大し、畜肉類商品価格も同66・8%上がった。
このため、食品価格全体でも同15・5%上昇。
来年の旧正月は、1月20日過ぎであるため、
1月には現在以上に豚肉への需要が高まる
ために、豚肉の需給不均衡が一段と深刻に
なるとし、豚肉価格が高騰し、中国のCPI
指数が過去最高水準の5%台まで上がるとの
見通しが出されている。
一方、国家統計局の発表では、10月の生産者
物価指数(PPI)は、前年同月比1・6%低下した。
2015年7月以来となる、最大の下げ幅に。
9月の下げ幅は1・2%だったが、下げ幅が拡大。
これで4ヶ月連続のマイナスとなり、中国
製造業のデフレが深刻化の様相を備えている。
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