暑さ寒さの季節の変わり目には、身体や心に
不調を覚える人が少なくない。
特に、満腹なのに甘いものがほしくなったり、
いくら寝ても眠いとか、身体を動かすことが
億劫になるとかいった自覚症状がある人は
[季節性感情障害(SAD)]という症状が出ている
可能性がると専門家が指摘している。
特に、寒い時期に発症するSADは[冬季鬱病]と
呼ばれていて、一般的な抑鬱症状のほかに、
①過食、②過眠、③秋口から冬にかけて
発症する-という人は注意が必要だという。
一見ダラダラとしているように見受けられる
症状が特徴で、感受性の豊かな人がなり易い。
これは、鬱病の一種だが、一般的な抗鬱薬が
効きにくさを備えている特徴もあるという。
この冬季鬱病に、効果的な治療法として
推奨されているのが[高照度光療法]。
強い光を放つ高照度光療法器を1日1時間
程度浴びることで6~7割程度の人が改善する。
高照度光療法器から放たれる光の照度は、
1万ルクス程度であり、曇った日の屋外と
同程度の明るさ。
意識して、屋外に出て日光を浴びることだが、
窓から射し込む日光を浴びても効果はある。
家族など周りには、なかなか理解されない
こともあるが、毎年同じ時期に症状が出る
ようなら迷わず治療を受けることが必要だ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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