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2019年12月13日金曜日

急激に寒さ増す時期に多い「冬季鬱病」

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
酔 芙 蓉



暑さ寒さの季節の変わり目には、身体や心に

不調を覚える人が少なくない。

特に、満腹なのに甘いものがほしくなったり、

いくら寝ても眠いとか、身体を動かすことが

億劫になるとかいった自覚症状がある人は

[季節性感情障害(SAD)]という症状が出ている

可能性がると専門家が指摘している。

特に、寒い時期に発症するSADは[冬季鬱病]と

呼ばれていて、一般的な抑鬱症状のほかに、

①過食、②過眠、③秋口から冬にかけて

発症する-という人は注意が必要だという。

一見ダラダラとしているように見受けられる

症状が特徴で、感受性の豊かな人がなり易い。

これは、鬱病の一種だが、一般的な抗鬱薬が

効きにくさを備えている特徴もあるという。

この冬季鬱病に、効果的な治療法として

推奨されているのが[高照度光療法]。

強い光を放つ高照度光療法器を1日1時間

程度浴びることで6~7割程度の人が改善する。

高照度光療法器から放たれる光の照度は、

1万ルクス程度であり、曇った日の屋外と

同程度の明るさ。

意識して、屋外に出て日光を浴びることだが、

窓から射し込む日光を浴びても効果はある。

家族など周りには、なかなか理解されない

こともあるが、毎年同じ時期に症状が出る

ようなら迷わず治療を受けることが必要だ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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