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2008年11月28日金曜日

田んぼのカラス

平山郁夫 流沙浄土辺  油絵 10号



刈取りが終わって、半月ほども経っている田んぼに

カラスが2羽、しきりに餌をついばんでいました。

少し先には、飛んで移動しているスズメの姿も見えま

したから、10羽程度のスズメのグループもやって来て

いるのでしょう。

スズメと同じようにこぼれたモミを探しているのかなと

少し奇異に感じました。

刈り取り直後であれば、イナゴやバッタなどの昆虫も

多く居ますし、水が残っている場所などでは、時には

カエルなども見かけますが、この時期ではそのような

カラス向きの昆虫などは居ないように思えたからです。

大きな図体のカラスが、スズメとモミを取り合っている

とは思えないからです。

近くには、ヤマガキやおいしそうなテラガキかヒラガキ

らしいカキの木もあるのですが、カキには飽きてしまった

のかもしれません。

川の合流する場所で中州になっていて、葦や雑草が

生えている場所は、鳥たちにとっては、人間に煩わされる

ことの無い条件を備えているので、カルガモやコサギ、

時にはアオサギやマガモももやって来ています。

ここでも、カラスの姿を見ることが少なくありません。

それぞれに、目的としている餌の対象は違うのでしょうが

カラスは嫌われていることが直ぐわかるような、遠慮を

しない勝手な行動をしています。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?





2008年11月27日木曜日

年賀状の時期に

平山郁夫 ブダガヤの大塔  油絵 10号




毎年のことながら年賀状が売り出されると、もう年末か、

という気持ちよりも、またか、という気持ちが強くなります。

一年間の締めくくりも仕上げも、何も出来ている訳でもなく

まだ、毎日を懸命に過ごしている時に、新年の話題が

出てくるとガックリしてしまうのです。

新年の備えどころか、未だ今年の進行中です。

それでも花のほうは季節に合せて、サザンカが咲き

畑では、ハボタンが出番待ちで、形と色合いを整えて

来つつあり、シクラメンの鉢植えが店頭に並び始めました。

もたもたしていると、やがて今年の10大ニュースが

話題に乗せられていや応なしに、今年も締切りとなります。

四季の感覚が無い熱帯地域で、特に宗教や伝統に

縛られない気楽さで2~3年過ごすと、日本人は馬鹿に

なってしまうと良く聞かされ、海外赴任などでは注意

すべき心得ごとです。

一年中Tシャツ姿で、朝6時に夜が明けて、夕方6時には

日が沈む繰り返しの生活を続けていれば、歳も年も

関係ない日々の積み重ねとなります。

老人に年齢を聞くと、私はあの人の3歳下だとか、学校に

通っていた頃、あの人が上級生だったとか、他人との

比較で年齢を語る人が居ることが納得できます。

60歳になれば定年、75歳になれば後期高齢者などと

区切られない人生の方が幸せだと、つくづく感じます。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?








2008年11月26日水曜日

畑の中のカキの木

平山郁夫  楼蘭の月  油絵 10号




イネの刈取りが終わり、畑にも背の高い作物がなくなると

山裾にある田畑には、白菜やダイコンなどの背の低い

野菜たちの緑色ぐらいが目だって、一気に晩秋の雰囲気

が広がってきます。

このような寒々とした広がりの中で、特に目立っている

のがヤマガキなどの紅い実です。

枯れ草色だけが目立つ畑の中に、たわわに実を付けた

木が立っていて、木には農作業に使われた竹などが

立てかけられている風景は、絵画にもしばしば登場する

日本的な情景で出会う人に癒しを与えてくれます。

竹林の艶やかさを失った緑の中からのぞいているカキ

の実も強い印象を与えます。

紅いカキの実を付けた木のある情景は、日本人にとっては

欠かすことの出来ない秋を知る雰囲気を備えています。

今のように食糧が豊富ではなく、子供のオヤツも潤沢で

無い時代には、カキは欠かすことの出来ないオヤツでした。

野原で遊ぶ時には、数あるカキの木の中で、どの木の

実が美味しいとか、甘いとか、また自由に取ることが出る

木と富有柿のようにとってはいけない木などが判っていて

遊びの中にあるものでした。

いまは採る人も無く、鳥たちも余りにも数が多くて、圧倒

されているのか、時折カラスがつついているだけです。

秋の情景を演出する役割だけになってしまっています。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?





2008年11月25日火曜日

インフルエンザが広がらないために

ゴッホ  花瓶の12輪のひまわり  油絵 10号



何よりも注射が嫌いな我が身にとって、予防接種ほど

厭なことはありません。

病気になって、医者から治療には必要だからと言われ

れば、覚悟して注射を受けますが、ただ有り得る可能性

だけで病気に備えて注射されるのは恐怖でもあります。

しかし、鳥インフルエンザの場合には、万が一に備え

ワクチン注射を受けることを覚悟せねばならぬでしょう。

ワクチンの無い時代に流行したスペイン風邪の際は、

人々は流行を抑えるために、それなりに社会的な規制を

行っていたようです。

必要な事情が無い限りは人混みには行かない、劇場や

集会には行かない、教会でのミサさえも中止された地域も

あったようです。

当然、学校は休校で、集会などは禁止されました。

オーストラリアでは、海外から侵入する病原菌に備え

入国者の検疫を厳格にし、鎖国状態にすることで、菌の

力の強い期間の国内の流行を抑えたので、軽い症状の

患者を出すにとどまったといいます。

日本で困るのは、通勤の電車内では健常者も風邪を

引いている人も関係なく詰め込まれて、あちこちでゴホン

ゴホンと「菌詰め」にされることです。

女性専用車と同様に、「咳」専用車を設けて欲しいものです。

2008年11月24日月曜日

インフルエンザ

ゴッホ  ひまわりと花瓶  油絵 10号



今年もインフルエンザの季節がやって来ました。

インフルエンザは立派な、冬の季語らしいです。

今年のタイプは、鳥インフルエンザと同じタイプの香港

A型ということです。

5N1HなるタイプのA型がやってくれば、玉子酒を飲んで

暖かくして寝ていれば治るというような安直なことでは

駄目のようです。

でも、いまでもワクチンの予防接種となれば、子供達も

個人個人で医者の下へ2回も通わねばならず、また

費用も高額です。

やはり、手元の寂しい折柄、いつも通り市販の薬を飲んで

玉子酒になりそうです。

鳥インフルエンザが日本国内で流行すれば、スペイン

風邪と同じ状態の条件では、3200万人が罹って、

最悪、64万人が死亡すると推定されています。

テレビでは、国内で患者が発見された時に備えた防疫

体制の訓練が、しばしば放映されていますが、実際の

ケースで、予防接種の態勢はどうなっているのでしょうか。

現状と同じように、予防接種に何千円も必要ですとなれば

受けたくても、二の足を踏んだり、私は用心するから

大丈夫だと考える人が少なくないでしょう。

せいぜい栄養ドリンクをプラスして、市販の薬と玉子酒

備えで、我が身の防疫態勢となりそうです。

でも、同じA型なら学校で、一斉にA型ワクチンを接種

して、少しでもA型への抵抗力を付けさせておくことも

立派な防疫態勢だと思うのですが。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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2008年11月23日日曜日

茜射す入日

モネ ジヴェルニーの睡蓮 油絵 10号



天気予報通りに快晴の一日で、車中ではクーラーが

欲しいほどの小春日和でした。

日の入りを見たいと思いながらも、仕事が片付かず、

いつものお寺に向かう頃には夕闇が覆い始めて、行き

交う人の顔もおぼろげな時間になってしまいました。

お堂は夕日見物の名所とあって、20人以上もの人が

余韻を楽しんでいました。

カメラを持っている人が多く、撮影に備えて、禁止され

ている三脚を立てたままにして、眺めている人も居ます。

既に西の山に日が隠れていましたが、雲のない西空は

一面茜色に染まり、木々や山並みが影絵のように浮き

出ています。

帰り遅れたカラスが3羽横切る様子も常に無い情緒が

あふれる場面でした。

15分か20分ほど早く来ていればと後悔しながら、人々

の間に入って太陽が演じるショウーを楽しみました。

南の空の星の輝きが増す頃になって帰途に付きましたが

街灯のない木陰の道は足元が見えず、下ばかりを気に

しながらの日暮れ道です。

途中で振り返ると予想通り、丁度満月が嶺の上に顔を

出す時でしたので、暫らく、上がりきるのを確かめてから

家に向いました。

背負っている満月を、時折確かめながら、家に近づく頃

になって、家々の間をぬって暮れ六つの鐘の音が余韻

たっぷりに届いてきました。

なんともうれしい、秋の夕暮れの散歩でした。

感謝、感謝。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?





2008年11月22日土曜日

首輪の時代

ゴッホ  静物 アイリス  油絵 10号





最近は催し会場でもでも、首からカードを下げている

人によく出会うのは普通になりました。

会場に仕事でやって来ている人たちの所属する会社を

明らかにするためであったり、スタッフやインフォメー

ションなどと会場での役割を知らせると共に部外者の

侵入防止に備えることが目的の一つです。

社員の多い会社や公官庁などでは、入退社時にカード

を門衛さんに確認してもらうと共に、時間内は、やはり

首から下げることを義務付けているのが一般的です。

首からカードを下げていることで、社員や所員であること

を証明していることになりますが、同時に、紐やカードの

色で所属部署や役職などが識別されるようになっている

所もあります。

時折、外し忘れて下げたまま帰宅の電車に乗っている

人もあり、今では、カードに抵抗がなくなっているようです。

研究所など機密性の高いところでは、ICカードの社員証

を義務付けているところもあり、部屋への出入りもIC

チップに埋め込まれた情報で、個人の移動が記録され

部外者を完全にシャットアウトするセキュリテイを備え

いる施設も一般化してきています。

片方では、顔や目、手指など生体で識別する技術も

進んできていますので、登録さえすれば、カードなしで

でも、日常的な仕事や生活が出来る時代も夢では

なくなってくるでしょう。