一條の滝 油絵 10号
10月に入って、最初の台風が通り過ぎると、天候は
一気に秋の気配が強くなりました。
公園の芝生に露が光り、窓に結露が見られるほどに
冷え込む日もあり、9月とは違う秋の深まりを感じます。
夏の暑さの影響なのか、一枝だけを黄葉させたモミジ
が、ちらほらと目に付いていたのも、今では木全体が
少し色づいているものも見られます。
いつもの散歩のコース途中にある何本ものイチョウの
木にも秋がやってきたことを知らせるように、ギンナンが
落ちるようになりました。
通りかかる人が拾って変えることもあるでしょうが、今は
車や人に踏まれてつぶされて、路上を汚く汚しています。
多くの人が、ギンナン採集に備えて、袋と挟みや手袋を
装備してギンナン拾いを競う日も、そう遠くは無いでしょう。
落果が多い時期になると、木によじ登って落とす人も
現れて、近年は危険な行為を止めさせるために、張り紙
や立て看板が見られるようになりました。
都市のど真ん中にある御堂筋の名物、イチョウ並木の
ギンナンが色づき、落ち始めるのはいつ頃でしょうか。
今年も入札があるのでしょうか。
枝一杯にギンナンが付いている並木を見て歩くのは
良いのですが、落果の頃の路上は、踏み潰された
ギンナンで、大変な汚れ様の上、ギンナン特有の臭気
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