樹氷 油絵 10号
山や森の中でスズメバチを見かけたら、近くに巣が
あると考えて、刺激しないように行動することが大切です。
スズメバチは、色の識別はできず、黒と白の明暗で
ものを識別しているようです。
特に、黒色は天敵のクマを意識するのか、黒い色が
危険色です。
ハイキングなどの時は、黒い色のザックや帽子、シャツ
などは絶対避けるべきで、スズメバチとの遭遇に備えて、
出来る限り明るい白い色に近い色を選ぶことが必要です。
スズメバチに頭の周りを旋回された経験の或る人も
少なくないでしょう。
ふさふさとした黒髪をなびかせて、颯爽と歩くのはクマと
間違われやすい危険行為となりますね。
このスズメバチを好物としている生物が居るのには
驚きです。
鷹の仲間のハチクマです。
東南アジアから、丁度、ハチの活動期に日本に渡って
来て営巣するタカの仲間です。
大きな頑丈な足で蜂の巣を壊して、ハチの子を餌に
します。
地面に造られえた巣も掘り返して巣へ運び、雛の餌に
するのです。
襲われたハチは、くもの子ならぬ、ハチの子を散らした
ように逃げるそうです。
スズメバチがあの大きな針でハチクマを攻撃しても、
ハチクマの羽毛は硬くて、針が通らず、なす術がないと
いいますから、すごい鳥ですね。
どの山にも、里にもやって来て、営巣してくれれば、
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