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2008年10月20日月曜日

山の尾根の風車

東尋坊  油絵  10号




初秋の一日、車で鈴鹿山脈の麓の山里にある温泉を

目当てにドライブをしました。

道路脇の木々は未だ秋の装いには早く、黄葉までは

時間がかかりそうです。

それでも、川辺や雑木林の周りにはススキが穂を出し

ていて、秋を感じさせてくれます。

山間を縫って続く道の先に、川沿いに少し開けた平野が

あり、一面に稲田が広がっています。

道沿いには、古墳の名前を記した標識が幾つか立て

られていて、この山間の小さな平野にも、この地を治め

ていた豪族が、それなりに力を持っていたことが判ります。

肥沃な土地であったことのほか、東海へ抜ける交通の

要路になっていたこともあるのでしょう。

小さいながらも前方後円墳があるということでした。

更に山手へ向かうと、遠く霞む山の尾根沿いに風力

発電の風車が数基見えます。

このような山奥にと思ったのですが、この辺りは風の

通り道になっているらしく、風力発電には適している

ようです。

周辺の集落への電力供給に備えた設備なのかは、判り

ませんが、自然からの恵みのクリーンなエネルギーの

利用は、積極的であるべきです。

あちこちでよく見かけると思うのですがそれでも、先進

国の中では、日本の風力発電への取組はベタ遅れで

世界の10位にも入るかどうかのレベルだといいます。

稲田も黄色く輝いていて、刈り取りも近いようです。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?

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