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2008年10月14日火曜日

スズメバチ

キスゲと青い山脈  油絵  10号



夏から秋にかけて、ハイキングに出かける人が増えて

来ると、毎年、1回や2回は、スズメバチに襲われた

ハイカーや遠足の子供達の事件がニュースになります。

森や山へ入るときは、スズメバチに攻撃されないように

充分な備えをしておくことが大切です。

先日も、ハイキングに出かけて、山裾にある観音堂を

訪れました。

お参りをしようと、お堂の前に立って、釣鐘を叩こうと

してびっくり、なんと、鐘の直ぐ横にスズメバチが巣を

造っていました。

うっかりと叩くとどのような結果になったかと、一人で

その後のことを想像してお堂を離れました。

高野山や柳生でもお寺や神社の本殿や拝殿に造られた

スズメバチの巣に出会っていますが、人気の少ない

このような場所は、スズメバチにとっては風通しも良く

行動しやすいので好都合なのでしょう。

反対に、集団でこのような場所に来ると、ついつい大声

で話したり、タバコを吸ったりということになりますが

スズメバチは、音や臭いに対しては攻撃的ですから

非常に危険な状態になります

ましてや、巣の横で鐘を撞くなどすれば、スズメバチに

挑戦状を突きつけたような状態になってしまいます。

スズメバチの巣を見つけたら、刺激しないようにして、

静かに離れることが最大の防御方法です。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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