萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花
女郎花 また藤袴 朝顔の花
(巻八ー 1538)
山上憶良が呼んだ秋の七草の歌ですが、散歩やハイ
キングをしていて、どうしても見つからないのがフジバ
カマの花です。
朝顔の花は、今ではキキョウが定説になっています。
どれも畑や庭などに植えられていたり、クズやススキは
土手へ行けば見られますが、フジバカマだけは探しても
見つからないのです。
昔は、キキョウなどと同じように、池や川の土手などで
咲いているのが見られたようですが、今では絶滅に
備えた準絶滅危惧種という部類に指定されていて、
保護が必要な草花になってしまっています。
こうなれば、心無い人は、独り占めにしようと根こそぎ
持ち帰ったリするので、自然に生えている花がある
地域の人は、保護活動に苦労するようです。
保護への協力を求める立て札を立てると、反ってその
ことが、裏目に出ることがあるので、フジバカマの存在を
知らせることもよくないようです。
保護運動をしている人たちが、気を付けて監視をして
いたのに、護岸工事に来た人が知らずに大半を駄目に
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