雲海 油絵 10号
雨が近づいてきていましたが、車窓から見える田んぼ
黄色一色でした。
この雨が通り過ぎれば稲刈りのシーズンに入るのでは
と思われます。
やはり日本では、この実りの時期の田畑を見ることが
最も気持ちを豊かにしてくれます。
コメ余りだといっては、今年まで約40年間減反をし続け
て、既に減反率は50%に達しています。
しかし片方では、食糧自給率と共に食糧危機が口に
されるようななってきています。
しかし今や、国の意図する減反の計画は守られず
今年度の減反計画10万Haに対して、約3万Haほどの
過剰作付けが発生したと発表しています。
日本は瑞穂の国、コメがあっての日本であり、日本人です。
減反を廃止して作付けを自由にすれば、コメが20~
30%増えて価格は30%ほどさがるそうですが、コメを
加工食材や飼料、エタノール原料などに活用し、転作
に使っているマイナスの交付金をプラスの資金源と
すればよいとの説も最近は力を得ています。
方策として、政治家に真剣に考えて欲しい課題です。
日本書紀の書かれた奈良時代から、日本は豊葦原の
千五百秋(ちいほあき)の瑞穂の国、イネの国である
ことを忘れずに、コメ作りを大切にしたいものです。
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