白雪の峰 油絵 10号
2007年9月14日に打ち上げられた月を回る衛星の
「かぐや」が6月11日、数々の成果を上げて月面に裏側に
落下させて役割を終えました。
「かぐや」は、「おきな」と「おうな」の二つの子衛星を
伴って、月の表面から高度100Kmの高さで円軌道を
周回して、月面探査の役割を果たしました。
地球上からは見る事が出来ない裏側の詳細な写真を
撮影して、月の起源と進化の様子を研究するのに欠かせない
貴重な資料を収集しました。
日本の技術の粋を結集した光学的機器を始め、音波や
レーザーによる探査機器など14種類に上るミッション
機器を備えています。
隕石などの衝突によって出来た巨大なクレータの様子や
崖面、平原の姿などの写真やデーターは、月が形成されて
来た歴史を知る上で、新たな発見を生む、非常に貴重な
資料だとされています。
大阪の万博ではアポロが持って帰った月の石が展示され
大変な人気を得ましたが、それにも劣らないほどの大きな
成果を上げたと評価されています。
願わくば七夕まで、もう一ヶ月ほど月の上空に留まっていて、
カグヤ姫の姿を送ってきてくれたなら、と思った人も少なく
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