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2009年7月18日土曜日

クマゼミの羽化

春の里川  油絵  10号



昼下がりに狭い庭のトマトの葉の先にセミが羽化を始め

ているのを見つけた家内が大騒ぎ。

垣にサザンカが植えられているものの、近くのお屋敷には

大きく育った庭木が多く在るのに、なぜまた選りにも選って

こんな所でと話題に。

建物が建てられてから10年ほど経っているものの、

産卵に備えて親ゼミが植えられたばかりの細いサザンカを

選んだ理由が判らない。

何処でもよかったのか、または何か特別な理由があったのか。

羽化後の様子や姿から、7月始めから近くで鳴き始めた

クマゼミであることが判りました。

薄い緑青色に染まった透明の羽根が次第に伸びて

日暮れ近くには姿がはっきりして来ました。

翌朝5時半、既に姿はそこになく、何時も通りにクマゼミの

鳴き声がウグイスの声と共に聞こえてきます。

この声の中に誕生の喜びを精一杯伝えている初鳴きも

含まれていたことでしょう。

これから暫らくは、同じような羽化が続くだろうから、

毎夕、探してみる楽しみも増えました。

地球温暖化と共にクマゼミが増えて、北上を始め、今では

東京都内でも羽化しているとか。

増えてるとはいっても産卵場所に困るほどの環境には

なっていないだけに、セミも色々だということです。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 健康と安心のメタボへの備えは?




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