キスゲと青い山脈 油絵 10号
デンマークでタミフルが効かなくなっている新型インフル
エンザウィルスが見つかったとWHOが衝撃的な報告を
出して話題になりましたが、2日には大阪の感染者から
検出されたウィルスが、タミフルに耐性を持っていることが
判り、大きな問題になっています。
学校の先生で、5月の段階で新型インフルエンザに感染
していた生徒と濃厚な接触があったため、タミフルを投与
して感染の発現に備えて監視状態にありました。
5月の下旬になって発熱があったために検査の結果
新型インフルエンザと判定されました。
問題は何故、この感染者から検出されたウィルスが
タミフルに耐性を持っていたか、です。
調査では、予防的にタミフルを投与していた段階で、体内に
いた新型インフルエンザウィルスが、突然変異で耐性を
備えてしまったようです。
患者は、もう一つのインフルエンザ特効薬のリレンザの
処方で回復しています。
今年初め日本国内では季節性のインフルエンザの
Aソ連型にはタミフルが効かず、大きな問題になりました。
今回も、もしタミフルに耐性を持ったAソ連型のウィルスが
新型インフルエンザウィルスと混合する形で、新型インフル
エンザウィルスが耐性を備えてしまっていたら、感染力が
強いだけに気になることでした。
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