樹氷 油絵 10号
2週間前に植えつけた稲の苗が、ジャンボタニシにやられて
いるので、タニシ退治をすることになり出かけました。
遅い田植だったのが、逆にジャンボタニシの繁殖時期の
タイミングに合ってしまったのか、田の苗を見たときには
一瞬、本当かいな、と仲間の人たち共々唖然としました。
水口から入った10坪ほどは、半分以上が見るも哀れな
有様でした。
水が流れてくる方向へ集まる習性も備えているようです。
田植の時には上の田には、多くのジャンボタニシが居ると
話題にしていたのですが、どうやら流れに沿ってこちらへ
新天地を求めて移動して来たものも居るようです。
田植の時には水が濁っていて気付かなかったのですが
少なからぬ数のタニシが居たようです。
1.5mほどの竿の先に丸い金網のオタマを取り付けて
畦から届く範囲で掬い取ることになりました。
オタマジャクシとジャンボタニシは仲が良いのか、しばしば
タニシを掬い取るとオタマジャクシも入ってきて、選り分けて
田に帰すのも手間の掛かることでした。
タニシの動きは意外と敏捷で、移動する早さも1分間に
数十センチは滑るように移動できる行動力を備えています。
畦に産み付けられた毒々しい赤い色の卵を水の中に
掻き落しながら棚田4枚を巡ると、30Kgはあるのでは
と思えるほどの量を駆除することが出来ましたが、せめて
これがビールのおつまみにでもなってくれればなあ、と
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