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2009年7月23日木曜日

やっと解散に、次はどうなるのか

白樺林  油絵  10号



これ以上のこき下ろしの表現がないという限界まで叩かれ

自らの手で解散も出来ない総理大臣と見限られながらも

21日、麻生総理は衆議院を解散しました。

国会議員任期を一ヶ月余り残しての見切り解散ですが

審議されずに残された114本の法案が廃案となりました。

この中には、国連安保理決議に基づく北朝鮮の貨物の

臨検に備えた、特別措置法案も含まれています。

また、天下りの規制管理にも関連する役人を一元管理する

内閣人事局新設に備えた国家公務員制度改革関連法案が

含まれています。

石破農相の革新的な取り組みと注目された減反の見直しは

コメ議員を中心とする農政族の叛乱で、結局はなんら

前進が見られず、次の新生内閣に期待することになります。

民主党が勝利した選挙後には、来年度に備えた予算編成が

始まりますが、従来の各省庁が必要な事業計画で裏付けを

した予算額を、財務省に上げて予め決められた予算枠との

見合いで折衝をし、予算が決まる下から上への流れでした。

民主党は、官邸内に首相直属の国家戦略局を新設して

ここで、予算枠を決定し、提出された事業計画を検討して

各省庁の予算額を決定する政府主導型を採用する方針が

伝えられています。

官僚主導の積上げ方式から、首相直属の機関からの

トップダウンの割付方式に大きく変わることに成ります。

無駄遣いや利権の温床となっている役人が持つ予算に

からむ権限を政府が掌握することは、大いに賛成では

あっても、何処まで全体像を把握できるかの管理能力に

大きな不安があるのも事実です。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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