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2009年7月19日日曜日

アジサイの色々

残雪の富士山  油絵  10号



梅雨の最中、アジサイは雨の日も良し、晴れた日も良しで

アジサイ園やアジサイ寺と呼ばれているところは訪れる

人の切れ間がないほどです。

多彩な形状や色合いを備えた種類の多さにも驚かされます。

170種類、いや200種類で2000本以上という場所も

あるようです。

昨年に見事な花園を形作っていたお寺のアジサイを

見に行きましたが、今年は彩が冴えず、花数も少なめです。

しかし、赤・青・白と入り混じって咲いていた一角は、昨年の

ように圧倒する迫力はありませんが、見事でした。

3色の花の根は、それぞれ別なのでしょうが、根元部分では

入り組んでいて同じ株のようにも見えるほどです。

土中に含まれているアルミニウムイオンや酸性度などには

差がないでしょうから、花の色の違いや濃淡はそれぞれの

花が備えている助色素やアントシアニンの発色への

働きの差で影響を受けているのでしょう。

植え込みの一角にはウズと呼ばれるガクの部分が半円の

お皿のようになっている珍しいアジサイが咲いていました。

以前からあったのでしょうが、3年目にして始めて気付いた

花です。

密集した直径5mmほどの丸い凹形の装飾花が形作る

丸みが渦のように見えるところから付いた名前だとか。

これも日本古来の品種だそうです。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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