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2009年7月17日金曜日

暮らし難くなった日本

樹氷  油絵  10号



「世の中が次第に暮らしやすく方向に向かっていると

感じますか?」と問われたら、どう返事をしますか?

金融危機のあおりで、職を失った人が激増し、派遣社員で

あった22万人以上の人たちは、未だ新しい仕事先が

見つかっていません。

生活保護を申請せざるを得なくなった人も大幅に増えて

おり、高齢者は保険料などの支払額は増える一方で、

生活備える受取る年金額は減るばかりです。

働き盛りの人から、年金生活の高齢者まで、どこから

見ても世の中が暮らしやすい方向に向かっているとは

考えられない、となります。

内閣府が30年前から3年ごとに行なっている調査

4500人近い人と直接面談した調査結果では、90%の

人が「暮らしやすい方向には向かっていない」と回答し、

それでも10%の人は「向かっている」と回答しています。

当然の結果として、調査を始めて以来「向かっていない」

と答えた人の比率は過去最高であり、「向かっている」と

答えた人は最低の比率でした。

「老後に明るい見通しを持っているか」との問いに対して

持っていると答えた人の比率は12%に過ぎませんでした。

日々の日常生活だけでなく、老後に対しても期待を持てず

悲観的な見通ししか持てない現状は、政治の大きな

問題点だといえます。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 健康と安心のメタボへの備えは?





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