山の黄葉 油絵 10号
20日にクリントン国務長官はインドで、母親である私から
見れば北朝鮮のやっていることは、親や周囲の人の関心を
引こうとしている身勝手な行動であって、無視して放って
おけば良い、と演説しています。
また、北朝鮮には、それによって関心を受ける資格もない、
と厳しく断じて北朝鮮を叱りとばしました。
金正日にとっては、金正雲への世襲に備えて何が何でも
アメリカとの直接交渉を通じて核保有国の仲間入りと、
北朝鮮の国の存続の保証を得るために核やミサイルで
威やと恫喝するやり方は、世界の同意は得られません。
16日にエジプトで、世界から114カ国が参加して開かれた
非同盟諸国会議(NAM)では、北朝鮮が意図していた
アメリカ非難や6ヶ国協議反対の主張は採り上げられず
従来から恒例になっていた韓半島の南北統一に関連した
「韓半島条項」も見送られてしまいました。
北朝鮮のNo.2の金永南最高人民会議常務委員長は
寂しく会場を去らざるを得ませんでした。
ミヤンマーへ向かっていた「カンナム号」は入港目前で
兵器などの積荷を降ろすこともできずにUターンしています。
22日開幕の東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム
(ARF)でも、アメリカからは国連安保理決議1874号に
よる制裁実行に備えた合意が強く要請されています。
子供にとって、何よりも辛いのは誰も相手にしてくれず
かまってくれないことなのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿