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2009年7月24日金曜日

クリントンママ 北朝鮮を叱る

山の黄葉  油絵  10号



20日にクリントン国務長官はインドで、母親である私から

見れば北朝鮮のやっていることは、親や周囲の人の関心を

引こうとしている身勝手な行動であって、無視して放って

おけば良い、と演説しています。

また、北朝鮮には、それによって関心を受ける資格もない、

と厳しく断じて北朝鮮を叱りとばしました。

金正日にとっては、金正雲への世襲に備えて何が何でも

アメリカとの直接交渉を通じて核保有国の仲間入りと、

北朝鮮の国の存続の保証を得るために核やミサイルで

威やと恫喝するやり方は、世界の同意は得られません。

16日にエジプトで、世界から114カ国が参加して開かれた

非同盟諸国会議(NAM)では、北朝鮮が意図していた

アメリカ非難や6ヶ国協議反対の主張は採り上げられず

従来から恒例になっていた韓半島の南北統一に関連した

「韓半島条項」も見送られてしまいました。

北朝鮮のNo.2の金永南最高人民会議常務委員長は

寂しく会場を去らざるを得ませんでした。

ミヤンマーへ向かっていた「カンナム号」は入港目前で

兵器などの積荷を降ろすこともできずにUターンしています。

22日開幕の東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム

(ARF)でも、アメリカからは国連安保理決議1874号に

よる制裁実行に備えた合意が強く要請されています。

子供にとって、何よりも辛いのは誰も相手にしてくれず

かまってくれないことなのです。

早く、素直に謝って良い子の仲間入りの努力をすることです。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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