日常的に摂取する栄養素に加えて、食物繊維の
重要性が叫ばれるようになったのは、日本人の
食生活が西洋化すると共に、ご飯が白米中心に
なり、昔のように麦などの雑穀類の摂取量が
著しく減少しているからだ。
特に最近になって、大麦などの全粒穀物には
食物繊維と共にマグネシウムが豊富に含まれる
ことで、循環器疾患(心臓病、脳卒中など、
動脈硬化が原因と考えられる疾患群)をはじめ、
多くの疾患などの予防効果を備えていることが
明らかにされている。
研究者の報告では、米のぬかや小麦のふすま、
胚芽、更に大麦には豊富に食物繊維が含まれて
おり、この食物繊維は腸内細菌の増殖を助け、
腸内細菌のバランスが整うことで体調も整うと
いう効果につながる。
また、動脈硬化の一病態の石灰化のリスクを
減らすことが期待できるという研究結果など、
マグネシウムの動脈予防効果は多くの研究で
証明されていることからも、中高年の人は
積極的に全粒穀物や雑穀類と摂取することを
推奨している。
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