東西に列島が連なるインドネシアは、ユーラ
シアプレートの南端にあり、南から沈み込む
インド・オーストラリアプレ ートの圧力を受け
地震と火山噴火の多発国だ。
西端のスマトラ島からジャワ島やバリ島、
ロンボク島にかけては火山が列をなしている。
スマトラ島とジャワ島の間のスンダ海峡には
クラカタウカルデラが存在する。
535年の大規模噴火では、ジャワ島西部に栄えた
カラタン文明を消滅させ、1883年の大噴火では
火砕流が40Kmも海を走り、津波などで3万
6千人余の命を奪う大惨事を引き起こしている。
現地時間、12月22日午後9時半ごろ、ジャワ島
西部のスンダ海峡に面した津波への備えをして
いない地域を突然津波が襲い、防災当局の
発表では300人を超える人たちが死亡・行方
不明となっている。
カルデラの中央に存在し、活発に噴火活動を
しているクラカタウ火山の噴火による火砕流か
海底での地滑りによって津波が発生したのでは
ないかと専門家は推定している。
地震を伴っていなかったので、沿岸の住民は
不意を突かれて多くの犠牲者を出す結果に。
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