12月22日夜に突然10mを超える大津波が
スンダ海峡に面したスマトラ島とジャワ島の
沿岸部を襲い多くの犠牲者が出た。
スンダ海峡に存在するクラカタウカルデラの
中央部にあるアナック・クラカタウ火山の
噴火で山体崩壊が発生したのが原因だった。
日本でも同様の山体崩壊により発生した津波で
大災害に、「島原大変肥後迷惑」がある。
1791年末ごろから、島原半島にある雲仙岳
西側で、火山性の有感地震が続いており、
震源は普賢岳方向に移動していたが、
翌年2月に普賢岳が噴火、また、火山性地震も
周辺で激しくなって震源が島原近辺に移動。
度重なる地震で地割れが各所で発生した。
5月21日に発生した強い地震で、島原の西に
聳える眉山の南側が大きく崩れて、大量の
土石が島原の集落を抜けて有明海に流入した。
この山体崩壊が「島原大変」で、発生した10m
超の津波が襲って対岸の熊本県(肥後)側で
発生した大災害が「肥後迷惑」。
この災害によって、死者・行方不明者は合計で
1万5000人に上ったとされる。
日本の三大崩れに数えられでいるが、他の
大谷崩れ、稗田山崩れを上回る規模とされる。
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