キムチの宗主国、韓国で国内キムチ産業が
危機に直面している。
キムチ業界によれば、飲食店や給食業者などに
納品する企業間取引のキムチ市場のおよそ
70%が中国産キムチで占められているという。
2005年に本格的に輸入が始まった中国産の
キムチは、価格競争力を備えており、今では
韓国産キムチの3分の1ほどの価格に。
このため、韓国市場におけるシェアは年を
追うごとに大きくなるばかり。
この流れに、追討ちを掛けるとされるのが
皮肉にも、国内の中小企業の生産活動を保護
する目的を備えた小規模業者適合職種を指定
する法律で、キムチ産業の保護対象への指定。
大きな規模を備えた企業のキムチ生産を抑制
するのは良いとしても、空いた枠に中国産が
なだれ込んで一気に市場が制圧されると懸念。 大企業に対する規制より、大企業と中小企業の
共存を促す方法を講じるべきだと不満が募る。
中国とのFTAもあり、輸入規制もできず、
このままではいずれ、昔はキムチは韓国で
作っていた、という時代になりそうだ。
保護するはずが、反って苦境に追い込む構図。
最低賃金を上げたがために、若者の失業者が
増え続けている状況を生み出したのと同じ。
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