人体に必要なミネラルの一つにマグネシウムが
含まれているが、日本人の食事が西欧化するに
従い、「麦飯」は無論、お米のごはんを食べる
機会も減少し続けている。
このことが、食物繊維と共にマグネシウムを
豊富に備えているコメ(玄米)やムギの摂取量も
減少して、マグネシウム不足に繋がっている。
成人の体内には、約20g~30gのマグネシウムが
存在するとされ、30~40歳代の男性で370㎎の
摂取量が必要だが、現状は100mg程度の平均
摂取量が不足していると専門医は指摘している。
また、現在ではマグネシウム不足と糖尿病の
発症リスクの関係が欧米で実証されているほか、
日本国内でも、福岡県や岐阜県で行われた
大規模な研究から、マグネシウムの摂取量の
増加は、糖尿病の発症リスクを低下せることが
証明されている。
マグネシウムには、糖尿病の発症要因となる
インスリン抵抗性と分泌能力の低下の両方を
改善させる働きがある。
マグネシウム成分を豊富に備えている食材の
主なものには、
海藻類:アオサ、アオノリ、ワカメ、ヒジキ、
魚介類:ナマコ、シラス干し、イワシ丸干し、
アサリ、サクラエビ
豆類:納豆、がんもどき、油揚げ、きな粉
その他:アーモンド、切り干し大根、オクラ
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿