12月11日政府の中央防災会議は、南海トラフで
巨大地震の発生の可能性が高まった際に出す
「臨時情報」の内容を公表した。
南海トラフのプレートの境目で、震源域の半分
程度が先行してずれ動いて,マグニチュード8
クラスの地震が発生し、残りの震源域で巨大
地震が懸念される場合は、最初の地震で大きな
被害が及んでいない地域でも、次の地震に備えて
津波からの避難が明らかに間に合わない地域の
すべての住民のほか、間に合わない可能性がある
地域の高齢者などはあらかじめ避難するとした。
避難する期間は「1週間程度を基本」としている。
対象となる地域は「地震発生から30分以内に、
津波で30センチ以上浸水する地域」で、この内、
住民全員が避難するのか、避難に時間がかかる
高齢者などに限って避難するかは、津波避難
施設の整備状況や避難経路など地域の実情に
応じて検討するとしている。
南海トラフの震源域の半分程度がずれ動くM8
クラスの地震が起きたあと、残りの震源域で
巨大地震が発生した事例が過去にある。
1944年(昭和19年),「昭和東南海地震」が発生、
その2年後の1946年(昭和21年)には、西側の
震源域で「昭和南海地震」が発生している。
また、江戸時代の1854年には,「安政東海地震
」が 発生した32時間後に、西側の震源域で「安政南海
地震」が発生して、各地が激しい揺れや津波に
襲われ大きな被害が出た。
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