サンゴに覆われた青い海、憧れの南の島。
沖縄の海が人気の一つがサンゴ礁だ。
だが、近い将来、わざわざ沖縄まで出かけ
なくても大平洋は勿論、日本海沿岸部でも
西日本では広くサンゴに出会えることになる。
今年8月、国立環境研究所が発表した研究
発表では、海水温の上昇に伴い、サンゴの
北上が加速度的に進んでおり、水温や海流の
変化の予測データから計算した結果、現時点
から僅か17年後の2035年までに、九州は勿論の
こと、東京湾を含む本州の太平洋側から能登
半島などの日本海側までが、現在海底に生えて
いる海藻が消滅して、サンゴに置き換わって
しまう確率が高いという驚くべき姿を発表。
気象庁によると、五島列島周辺の海水温は、
この100年でおよそ1・2度上昇。
これは、世界の平均の上昇の2倍以上。
このため、五島列島では海藻が消え、サンゴに
覆われた海域が増えて、漁業が出来ない地域が
出て来ており、深刻化している。
海水温上昇阻止に備えた対策も必要だが、
現在の温暖化の流れでは対策は不可能だ。
更に、懸念すべき事態は、環境省の調査では、
沖縄などでは2006年頃から、サンゴの「白化
現象」が目立ち始め、サンゴが4分の3ほどに
減っており、死滅海域が広がっている。
サンゴさえ住めない死の海になってきている
との怖い報告まで出されている。
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