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2019年1月9日水曜日

海だけでなく高山にも大きな変化が

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
奈 良 公 園



今から20年も経たずして、東京湾から南の

大平洋沿岸部、更には日本海側の能登半島

から新潟沖に至るまでの広範囲に、サンゴが

北上し、海藻と入れ替わるという。

8月に、国立環境研究所が発表した調査結果に

基づく試算の報告だ。

既に報じられている通り、五島列島の一部では

従来の沿岸漁業で不可能になってしうほどに

サンゴの進出が広がっているという。

この海域では、平均海水温が1・2℃上昇して

おり、世界平均の2倍だという。

黒潮の海水温予想以上に上昇してきている

可能性もあるが、サンゴの異常な速さの北上

要因であることには変わりない。

更に、沖縄では白化現象の広がりも懸念されて

いるが、その先にある白い海底が広がる死の

海化も見られると報告されている。

豊かな漁場を備えた日本の沿岸部が死の海に

変わり果てる時期は、そう遠くないかも。

一方の、山の方では温暖化で草木の高所への

広がりも急速で、ササの進出も甚だしいという。

ここ30年で、大雪山系の高所の平均気温

1℃ほど上昇し、雪解けも12日あまり早まり、

湿地の乾燥が進み、高山植物が育ち難い環境に。

草を追って、カモシカや小動物も高所へと

移動し、キツネやテンなどもこれを追う。

美しい高山植物やライチョウの姿が消える日も

そう遠くないと心配されている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?










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