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2009年3月6日金曜日

目の前にぶら下る人参

ルノアール  船上で食事をする人々  複製画 10号




経済環境の悪化も作用してなのか、当初の大方の予測に

反して、半数以上の人が受取ることを歓迎している定額

給付金が、目の前にぶら下げられた人参のような状態で

あったのが、やっとのことで、2月も月末間近かになって

実現することが確実になってきました。

27日に2009年度の予算案が衆議院で可決されて

参議院へ送付されました。

これで、参議院で民主党を始とする野党が、予算案を

店晒しにしようが、否決しようが、3月31日までに成立

することになりました。

定額給付金の財源などに関連する、08年度の第2次

補正予算関連法案に含まれる財源特例法案も、3月3日

に参議院で、3月4日に衆議院で開かれる財政金融委員会で

それぞれ採決されて本会議に上程される日程が決まりました。

ここで元首相を含むKYグループの造反が予測されていても

限定的なものになって、いよいよ、人参がいつ口に入るか

という期待になってきました。

給付金の配布に備えて、既に先行して全国の自治体は

各家庭の実態調査や振込先の口座の申請手続きに

ついて、準備を進めています。

総務省の発表では、3月末までに振込みが出来る自治体は

約400団体で、全体の22.2%だそうです。

新入学や進学に備え準備やお祝いで、お金が必要な

時期だけに、「六日のアヤメ」にならぬよう、出来るだけ

早く各家庭へ届けてあげて欲しいものです。








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