ルノアール 船上で食事をする人々 複製画 10号
経済環境の悪化も作用してなのか、当初の大方の予測に
反して、半数以上の人が受取ることを歓迎している定額
給付金が、目の前にぶら下げられた人参のような状態で
あったのが、やっとのことで、2月も月末間近かになって
実現することが確実になってきました。
27日に2009年度の予算案が衆議院で可決されて
参議院へ送付されました。
これで、参議院で民主党を始とする野党が、予算案を
店晒しにしようが、否決しようが、3月31日までに成立
することになりました。
定額給付金の財源などに関連する、08年度の第2次
補正予算関連法案に含まれる財源特例法案も、3月3日
に参議院で、3月4日に衆議院で開かれる財政金融委員会で
それぞれ採決されて本会議に上程される日程が決まりました。
ここで元首相を含むKYグループの造反が予測されていても
限定的なものになって、いよいよ、人参がいつ口に入るか
という期待になってきました。
給付金の配布に備えて、既に先行して全国の自治体は
各家庭の実態調査や振込先の口座の申請手続きに
ついて、準備を進めています。
総務省の発表では、3月末までに振込みが出来る自治体は
約400団体で、全体の22.2%だそうです。
時期だけに、「六日のアヤメ」にならぬよう、出来るだけ
早く各家庭へ届けてあげて欲しいものです。
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