ひまわり畑と富士山」 油絵 10号
犬を飼っている人のうちで、多くの人が教える芸の一つに
「お手」があります。
ゴリラやサルは地上を歩く時には、イヌと同じように四足で
歩いていますが、樹上やモノを持つときは明らかに、前の
2本が手の働きをしていますが、イヌはどうなんでしょう。
前の2本だから、勝手に「手」であると決め込んで、「お手」
といって前足を出させているのですね。
でも馬やイノシシもイヌと同様に、土を掘る時は前足を
使って、人間がやるのと同じように土を掻き取りますから
やはり前足は、手として使っているようにも見えます。
イカは10本の脚を備えていますが、どれも手のような
働きをします。
しかし、10本のうちの2本は長くなっていて獲物などを
捕まえる時は、手のように使っていますから他の8本
よりは手に近いように考えられます。
では、タコの場合はどうなんでしょうか?
面白い観測データーが記事に出ていました。
イタリアで、数ヶ月間に渉るタコの行動調査で、頭の向きで
見て、後ろの2本を、モノを掴むために使用したケースは
11%であるのに対して、前の2本を使用したケースは
39%に上ったそうです。
中ほどの2本は31%、その後の2本は19%でした。
モノを掴む場合は、前の4本は明らかに手として使用して
いることが明らかになりました。
子供の頃のなぞなぞを思い出しました。
タコの手はどーれだ?
頭をたたいた時に、痛いと言って頭を抱えた脚が手だよ。
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