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2009年3月26日木曜日

サクラが開花

残雪の富士山  油絵  10号



お彼岸前から急に暖かい日が続き、花たちも大いに

戸惑っていることだろうと思います。

開花に備えて蕾の状態で頃合を見計らっていたコブシ

などは、彼岸入り前に高温が続いた時には、見事な

一気咲きの様子を披露してくれました。

部分的に順番に開き始めるのではなく、全木の蕾が

一斉に開いたので、朝の蕾が午後には全開して陽光を

受けて白く輝いていました。

コブシの植えられているお家は白いツリーを立てた様子で

良く目立っていました。

サクラもつられて、早咲きの枝垂れや陽光桜などは

同じように一気咲きの様相です。

ソメイヨシノが植えられている川の堤では、パラパラと

開き始めた蕾に紅色が見えて、明日にも開花するのは

間違いように見えていましたが、開花宣言が出たのは

5日も経ってからでした。

同じ地域でも、場所や観測する木によって相当に差が

出ている事がわかります。

3機関がそれぞれに予測を出していますが、TVニュース

で報じたのは最も遅い予測日の機関のものだったのかも

知れませんが、観測標準木とされている個体差で予測日

のズレが大きく出たのも、今年ならではのことだと思われます。

ソメイヨシノの一気咲きだけは余り歓迎できません。

日々少しずつ花数が増えて来るのを楽しみにする人も

少なくないからです。





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