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2009年3月11日水曜日

駅前の高層マンション

モネ  トルーヴィルの海岸  複製画 10号



環境整備や駅前開発などの目的で、大規模な開発計画が

あると決まって、計画の核となるのがショッピングモールで

あり、文化センターであり、居住区になる高層マンションです。

昼間には、一時間に2~3本ほどしか列車が来ない田園の

町にも、通勤などの条件が良く、環境が良いとの理由で

高層のマンションが建てられている所があります。

このような場所は、再開発よりは居住の利便性が主に

なっているようです。

反対に、再開発が主目的の場合は、開発計画自体が

持っている目的に添って、地域は見違えるような環境に

変身しています。

しかし、元々の所有地の権利関係もあって、再開発に

参加した人たちは、新しい快適な環境の中で、新たな

店舗経営などを再開することになります。

高層の建物が一つの地域社会を作り、居住地として

生活空間を生かして発展する中、周辺には従前通りの

地域がそのまま残されている姿を見ると、外観面では

落差の大きさが際立ってきます。

地域全体の発展を目論んだ店舗改装や居住家屋の

立替などの目標も資金の備えも無ければ、現状維持で

我慢せざるを得ない状態で残されしまうことになります。

周辺との調和にも目配りをした、点だけでなく面への

広がりも備えた再開発計画が理想でしょうでしょうが。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?





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