ゴッホ 12輪のひまわり 複製画 10号
今年も連日、スギ花粉の飛散状況を知らせる予報を見て
マスクなどの備えをして出勤する時期になりました。
ハイキングや散歩で山辺を歩いていて、杉の木が枝先に
少し黄味がかった花粉嚢をぶら下げて、重たそうに垂れ
下がっているのを見ると、花粉アレルギーのない人でも
その姿にゾッとします。
以前、試に手を伸ばして嚢のある部分を叩いてみたことが
ありましたが、その結果は驚きでした。
真っ黄色の花粉が、ドドッと落ちてくる感じで、震動を受けた
周囲から一斉に花粉が放散されて落ちてきました。
急いで逃げましたが、肘から先に花粉を浴びてしまい、
吸い込まぬように取り払はねばならないことになりました。
花粉は、厄介なことに思いの外、粘りがあって腕を振る
程度では落ちないのです。
叩けば周囲に飛び散るし、始末の悪い代物です。
昼間になり湿度が下がって風が出てくれば、1本の
スギの木から相当量の花粉が空中に撒き散らされる
ことになり、一つ一つでは小さな花粉嚢ながら、その中に
持っている花粉量の多さは、外観から想像する以上に
多くの量を内蔵しています。
一般的には、1本から1kgほどの花粉が放散され、その
花粉の数は何百億個もの非常に大きな数字になります。
谷間の杉林のから、風を受けて湧き上がる雲のように
花粉が吹き上がっている情景を見た時には、多くの国民が
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