ページ

2009年3月15日日曜日

桜の古木

モロー  そよ風  複製画 10号



11月にフユザクラが花を開き始めてから、ほぼ半年間は

どこかで「サクラ」が咲いていて、折に触れて見るのを

楽しみにしている人も少なくありません。

丁度今は、ヒカンザクラが咲いていて、散歩を楽しむ

お年寄り達にとって、暖かい陽射しがある日などは、

格好の憩いの場を提供してくれています。

薄紅色の早春にピッタリの色合いが人気です。

今年は例年よりもソメイヨシノの開花が早まる予報が

出ていましたが、残念なことにその日を待たず、川堤の

古木の太い幹が一本折れてしまいました。

150年の歴史を背負ったサクラですが、根元近くで

分かれているうちの一本が、折れて土手の川側に倒れ

落ちてしまっています。

年明けの強風のときに折れたのでしょう。

台風に備えて添え木などで補強をしていても、年には

勝てず、腐朽菌に侵され、腐れが相当進んでいました。

世話を続けてきた地域の人には、大きなショックでした。

森の中の、ツクバネガシの巨木の大枝も、丁度この頃に

風で折れて、谷川に横たわっていました。

やはり、折れた部分のほとんどが腐朽菌に侵されて

腐っていました。

いつも見慣れている古木が姿を変えるのは、寂しいこと

ですが、サクラは幸に太い方の幹は、まだ元気そうなので、

今年も美しい花を見せてくれることを期待しています。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?






0 件のコメント: