モロー そよ風 複製画 10号
11月にフユザクラが花を開き始めてから、ほぼ半年間は
どこかで「サクラ」が咲いていて、折に触れて見るのを
楽しみにしている人も少なくありません。
丁度今は、ヒカンザクラが咲いていて、散歩を楽しむ
お年寄り達にとって、暖かい陽射しがある日などは、
格好の憩いの場を提供してくれています。
薄紅色の早春にピッタリの色合いが人気です。
今年は例年よりもソメイヨシノの開花が早まる予報が
出ていましたが、残念なことにその日を待たず、川堤の
古木の太い幹が一本折れてしまいました。
150年の歴史を背負ったサクラですが、根元近くで
分かれているうちの一本が、折れて土手の川側に倒れ
落ちてしまっています。
年明けの強風のときに折れたのでしょう。
台風に備えて添え木などで補強をしていても、年には
勝てず、腐朽菌に侵され、腐れが相当進んでいました。
世話を続けてきた地域の人には、大きなショックでした。
森の中の、ツクバネガシの巨木の大枝も、丁度この頃に
風で折れて、谷川に横たわっていました。
やはり、折れた部分のほとんどが腐朽菌に侵されて
腐っていました。
いつも見慣れている古木が姿を変えるのは、寂しいこと
ですが、サクラは幸に太い方の幹は、まだ元気そうなので、
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