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2009年3月19日木曜日

口パク は犯罪?

ドガ  舞台の踊り子  複製画  10号




北京オリンピックの開会式では、中国らしいド派手さと

共産党色を備えた演出に「よくやるな!」という呆れ半分、

ヤッカミ半分のような気持ちにさせられたものですが、

もう一つの話題が革命歌を歌った少女についてでした。

歌手でもない素人っぽい少女の出演に、党か大会役員の

娘だろうと推測が話の種になった程度でした。

その後、中国側から、あれは口パクだったとの情報が

伝わり、歌わせないのに出演させた意図は何だったのか、

とする以上には、日本では特に話題になりませんでした。

しかし、最近のニュースでは、口パクは、中国では

禁じられていて、違法行為に当るというのです。

消費者権益保護法という法律で、口パクをした者は、

賠償責任を負うことになるそうです。

口パクをした歌手などに対しては、最高で10万元(約

140万円)と、非常に多額の罰金も科せられるますから

穏やかではありません。

これに対する主催者側の言い訳は、本来歌うべき人の

外見(容姿?)が、中国国民にとって相応しくなかったので

替わりに、この少女を出演させて、口パクをやらせたと

弁解しています。

これもまた、とんでもない理由付けですね。

日本では、こちらのほうで支払わなければならない

名誉毀損の賠償金額のほうが遙かに大きな金額に

なっていることでしょう。

本物の方の女性が反駁して、メデイアに顔を出して

私の顔が、容姿が、中国の国益を損なっていますかと

訴えれば、どのようなことになるでしょうね。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?







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