日本国内では山陰や東北、北海道の日本海側で
集中豪雨が繰返し発生して大きな被害が出た。
中国では東北部を中心に、ロシア国境にかけて
１００年に１度の大雨が降り続き、松花江流域、
更にはアムール川流域は大洪水に見舞われた。
地球温暖化と共に、極端さを備えた集中豪雨や
旱魃が繰返し発生し、気象が異常化している。
２０１０年と翌年にオーストラリア全土を襲った
豪雨では大洪水や浸水で大被害が発生した。
その後、海洋学者などの研究報告で、この豪雨の
後には、地球の海水面が一時、７ｍｍ低下した
ことが判ったと報告している。
海面の低下とオーストラリア大陸での豪雨とは
不思議な関連性を備えていたことが判明した。
オーストラリア大陸の中央部は広大な砂漠
地帯で河が存在しない。
言わばお盆のような地形になっているため、降り
続いた多量の水は海に流れ出ることが無く、
渇いた土地に吸い込まれて溜めこまれた。
この結果、海水が減って７ｍｍ水位が低下した。
サハラやタクラマカンの砂漠に大雨が降っても
同じような現象が起るのだ。
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