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2012年1月31日火曜日

立春前に今冬一番の寒気団

樹氷   油絵





1月半ばからの相次ぐ寒気団の襲来で、日本海

側や北海道では記録的な積雪が記録されている。

積雪が4mにも及び家が雪に埋もれ、雪の重量に

耐えかねて家屋が壊れたり、橋が崩落する事故も。

降雪地帯では積雪による被害に備えた作業費も

ウナギ登りで、犠牲者も既に50人近くに。

気象庁の予報では、1月末から2月3日にかけて

強い寒気の南下が予測されているため、気温の

低下に加えて、更なる積雪への備えが必要だ。

東北地方の各地では、最低気温が零下20度を

下回る極寒地が続出している。

日本列島は冷凍庫に入ったような状態だ。

他方、南の沖縄からは桜祭りのニュース。

名護市の名護中央公園に植えられている

約1万本のヒカンザクラが3分咲きになっており

気温も4月並みにまで上がっている。

日本列島の北と南では天と地の違いだ。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?





















2012年1月30日月曜日

インフルエンザが大爆発

黄葉の林   油絵





1月中旬に入って、寒気団が次々と勢いを増して

列島にやって来るに従い、インフルエンザ患者が

増加し続けている。

日本海側は大雪、太平洋側は乾燥続き。

低湿度、乾燥続きの天候条件は、インフルエンザ

ウィルスにとっては天国だ。

全国の約5000ヶ所の医療機関からの報告を

集計した1月22日までの1週間に診察に訪れた

患者数が全国で一気に前週に比べて3倍に。

中部地方の愛知県周辺に患者が集中していた

のが、福井県、高知県、大阪府など四国から

近畿地方に広がっている。

特に、年齢層では小中学生に感染が広がって

おり、前週の4.3倍に増え、学級閉鎖をした

学校数が3300校近くになっている。

1月末から2月初めにかけては、強力な寒気団が

南下して、日本列島をすっぽりと包んでしまう

予報が出されており、感染者の一段の増加が

予測されている。

受験シーズンに入る時期でもあり、体調管理には

十分な備えが欠かせない。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?





















2012年1月29日日曜日

太陽系外で見つかった最も小さい惑星

山中の渓流  油絵





小さい星見付けた、と歌う童謡があったと思うが

太陽系の外に存在する惑星の中で、最も小さな

惑星が見つかったニュースがあった。

今までに見えた中で、最も小さな惑星と言うこと。

この惑星は地球から130光年離れた位置にある

小さな恒星(赤色矮星)を回っており、大きさは

地球より小さな火星ほどの大きさという。

中心の太陽系の太陽に相当する恒星に近いため、

高温のため生命の誕生に必要な水が存在する

環境を備えていないようだ。

昨年12月には、地球とほぼ同じ大きさであり

全体が厚い雲で覆われているため、水が存在

する可能性が高く、中心の太陽からの距離も

適切であるため生命の存在にとって、非常

良い条件を備えた惑星が見つかっている。

シリウスが煌めく冬空の彼方の星から、宇宙人が

こちらを見ていると想像するだけでも楽しい。

ふたご座の方向から流れ星に乗って来るかも。

 
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2012年1月28日土曜日

日本最古の「いろは歌」

山水蓬莱図  油絵






673年天武天皇の娘、大来(おおく)皇女が

飛鳥京から、伊勢の斎宮の地にやってきた。

当時の建物は、現在の斎宮跡地域より、少し

西寄りに存在したとされ、掘立柱跡や柵列の

一部が検出されている。

最盛期であった奈良時代後期から平安時代

前期に亘る整然とした区画を備えた斎宮域の

様子が発掘により明らかにされて来ている。

遺構の規模は南北0.7Km,東西2Kmにも

なる広さを備え、120m四方に区画された区域が、

12m以上の幅の道路で仕切られて、南北4区画

東西7区画が存在していた。

この区画の中央部南寄りに斎王が祭祀を行い

居住する内院の区画があり、その東の区画には

斎王に仕える女官たちが居住していたようだ。

この二つの区画からは、女官たちが記したと

想定されるひらがなが記された墨書土器が

多く出土することで知られていた。

女手(おんなで)と呼ばれるひらがなは、宮中で

広く使用されていたもので、このひらがなによる

歌が記された墨書土器が新たに見つかった。

「いろはにほへと」のいろは歌の一部の「ぬるを

わか」を内側に、「つねなら」が外側に書かれた

土器片で、11世紀から12世紀の平安時代の

ひらがなのいろは歌として日本最古とされる。

 
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2012年1月26日木曜日

認知症の治療薬「アリセプト」特許切れ

桜並木  油絵






人間は年を取ると共に運動神経の働きが鈍く

なり、転倒事故が多くなる。

運動神経と共に加齢により衰えるのが記憶力だ。、

人間が備えている最も優れた能力の一つが

人の顔を記憶し判別する能力だとされている。

同窓会などで何十年ぶりに出会っても、僅かに

とどめている面影や特徴から相手を特定できる

ことなど、素晴らしい能力を備えているのだ。

だが、加齢で脳の働きが鈍化し、異常が現れて

来ると記憶だけでなく、相手の識別も出来なくなる。

最近は中年層にも発症が見られるという認知症だ。

特に、家族の中心として家庭を支える立場の

中年層での認知症の発症は深刻だ。

認知症の治療薬として圧倒的なシェアを占めて

いたアリセプトの特許が昨年切れた。

アリセプトが持つ治療効果を備えた有効成分の

ドジベルを用いた後発医薬品が100種類以上も

今年から発売されることになった。

価格も2/3程と約なり、服用方法も水なしで飲める

ものから、舌の上で溶けるものなど多様化され、

85万人を超える患者にとってはうれしい話だ。

 
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2012年1月25日水曜日

鳥インフルの研究を中断

雲海  油絵






昨年度、世界で鳥インフルエンザに罹った人は

61人いたが、その内34人が死亡している。

これまでの累計でも、577人のうち340人が

死亡している。

6割にも達する高い死亡率を備えたH5N1型の

鳥インフルエンザウィルスの研究が世界各国で

進められているが、この程、日米などの研究者

39人が連名で詳細な研究成果を、学会などでの

公表や研究の継続を60日間中断する声明をだした。

将来発生が予想される鳥インフルエンザの予防

対策にはウィルスの研究が欠かせない。

だが、ウィルスに関する研究内容が、学会などで

公表されると、テロに利用される可能性があると

アメリカの議会で問題となり、研究を禁止すべき

との暴論まで出ているため中断することになった。

H5N1型ウィルスは、既にヒトからヒトへの感染

能力を備えた形へと変異を続ける中で、人類の

安全を守るために欠かせないワクチン開発などの

研究を中止することは断じてあってはならない。

迫り来る人類の危機に備えた研究の在り方に

早急に建設的な方向へ道を開いてほしいものだ。

 
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2012年1月24日火曜日

寒さが本格化の季節

黄葉の林  油絵





冬の太平洋側はカラカラ天気が付き物とはいえ

乾燥注意報が30数日も続けば、人間様も干物に。

化粧品の売れ方も肌荒れや唇の乾き防止に

備えた商品が売り場の主役に。

東京都区部では、乾燥注意報が38日連続して

出された昨年度の記録に次ぐ35日に.。

山向こうの日本海側では大雪に悩まされ、雪

かきや雪降ろしが大仕事に。

北のオホーツク海では、平年より少し遅れて

流氷が姿を見せ、流氷見物の観光客受入れに

備えた準備が忙しくなる。

大寒を間近にして20日には、関東地方にも

初雪が降り、今日は都心でも積雪。

列島は先ずは季節は順当な流れに。

一方の人間社会では、電力不足が大問題。

東電や関電、九電管内などでは、節電を呼び

掛けても寒さには勝てず、電力供給がいよいよ

正念場に差しかかる。

こちらは、花粉の飛散とインフルエンザと共に

やって来る春を待たねばならぬのか。

 
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2012年1月23日月曜日

本当に寒い「大寒」


キスゲと青い山脈  油絵








1月21日は、二十四節気の「大寒」だった。

今冬の「寒」の時期は、本当に寒さを感じた。

東京にも初雪、関東地方に積雪が見られ通勤の

人たちの姿も、寒さと雪に備えて重武装。

北海道では平成18年豪雪を上回る大雪に。

各所で2mを超える積雪が報告されているが

気象庁は2月上旬にかけて次の寒気団が南下

するため大雪になる恐れがあるとして、「異常

天候早期警戒情報」を出して、寒さや積雪に

備えるように注意を促している。

日本列島を襲う寒気の原因は、昨年からの

ラニーニャ現象によるものだ。

太平洋上の赤道に沿って南米側でペルー沖から

西方向へ吹く風で海水温が下がり、逆にアジア

側では海水温が上がる現象。

このラニーニャが起こると、アジア側の海水の

蒸発が活発になって大気の対流が激しくなる。

この影響で偏西風が日本列島付近では蛇行し

南下するため、北極上の寒気団が南下する。

赤道上の海水温の変化が日本列島を冷凍庫に

する地球の気象の仕組みに驚かされる。

 
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2012年1月22日日曜日

インフルエンザ猛威を振い出す。

初夏の滝  油絵





2011/12年の冬のインフルエンザの流行は

昨年以上に猛威を振いそうな雲行きだ。

2009年に爆発的に流行した新型インフルは

昨年度は5%程度と激減したが、今年の流行の

主体は香港A型で、9割以上の比率だとか。

一方で、新型インフルエンザの方は、ウィルスが

検出されないと言うから様変わりの状況だ。

国立感染症研究所の発表では、1月15日までの

1週間に全国にある約5000ヶ所の指定医療

機関を訪れた患者数は、3万6千人余りで、前の

週から倍増している。

1医療機関平均で7.33人だが、特に多いのは

岐阜県が23.82人と最も多く、愛知県、三重県が

続き、中部地方に集中している。

学級閉鎖も全国で100を超え、これも中部地方に

多くなっており、今後共感染が広がることが予想

されるため、うがいや手洗い励行の備えが必要だ。

香港A型ウィルスは、特に子供や高齢者には

重症化し、脳炎や肺炎を起こすことが多いため

注意するように呼び掛けている。

 
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2012年1月20日金曜日

高性能レーダー「Xバンドレーダー」


春の川  油絵







地球の温暖化と共に異常気象がもたらす被害が

年と共に多くなって来ている。

長期間の日照りによる干ばつや降雨による

洪水などが農業にしばしば大被害をもたらす。

タイで発生した大規模な洪水では、長期間に

亘って工場団地が水没する被害も発生した。

島国で山地が複雑に入り組む地形を備え

わが国では、狭い範囲に限られた局地的な

集中豪雨による被害発生が多い。

集中豪雨をもたらす雨雲の発生や動きを的確に

把握するため、気象庁は日本全土の20ヶ所に、

レーダーを配置し、「降水ナウキャスト」とよぶ

予報システムを運用して予報に備えている。

このレーダーシステムでは、1Km四方程度の

解析能力しかもたないため、急激に変化する

雨雲の動きを把握しきれなかった。

このため気象庁では平成25年度導入を目標に

250m四方の範囲で的確に雨雲を捉える能力を

備えた「Xバンドレーダー」を設置する方針だ。

 
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2012年1月19日木曜日

ビタミンB1不足でトキが転倒

初夏の里川  油絵





野菜や果物に含まれるビタミンの働きが理解

されていなかった時代には、長期間の航海に

出る船員はビタミンC不足による壊血病やビタ

ミンB1不足による脚気に悩まされ、壊血病で

多くの死者を出す事件まで発生した。

現在では、こうした栄養バランス不良などによる

疾病防止に備えて、船員法で栄養管理が適切に

行われるように規定されている。

ビタミンB1不足による脚気になれば、先ず

全身の倦怠感を覚え、むくみが出る。

日本人にとっては、昔は真っ白なご飯を腹一杯

食べることが幸せであった。

貧乏人はムギ飯を食え、と言った首相が居たが

ムギ飯はビタミンB1補給にとっては最良の穀物で

あったし、精白米を常食にする軍人や恵まれた

学生などには多くの脚気患者が発生していた。

万病に備えるには、偏りのない食事を取ることが

最善の健康法であるが、最近はサプリメント依存に

なってしまっているのも問題だ。

飼育されているトキがゲージ内で転倒している

のが見つかり、原因を調べるとビタミンB1不足に

原因があったことが判明し、栄養改善に備え

サプリメントを与えているとの話が出ていた。

 
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2012年1月18日水曜日

氾濫する「やらせ投稿」

一條の滝  油絵






年明け早々に「食べログ」のやらせ投稿が問題に

なり、金で作り上げられたレストランの虚像に

乗せられたと腹を立てた人も多かっただろう。

来店客数増に備えて、口コミ投稿をまとめる

業者に委託し、ポイントやマイル、或いは現金を

代償にして、投稿をさせるものだ。

概ね、1回の投稿料として20円が手に入る。

店から金銭を受け取っていたやらせ業者として

39社が特定されている。

ところが今度は、美容外科やエステサロンなどの

口コミサイトでもやらせの書き込みが盛んに

行われていると報じられた。

医療行為に類する分野でも、口コミのやらせで

評価が意図的に作り上げられているなると

利用者側にも十分な覚悟と備えが欠かせない。

消費者庁も、景品表示法の「不当表示」に抵触

するのではないかと、こうした「ステルスマーケ

ティング」と呼ばれる行為について調査を開始

することになったようだが。

 
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2012年1月17日火曜日

1キロ当たり21万円のマグロ

早春の里川   油絵






正月早々の景気の良い話題が、初競りで1本が

5649万円で競り落とされたことだった。

頭も尻尾も入れて、1kg当り21万となる。

2001年に、同じ大間産のマグロが1kg当り

2万8千円で競り落とされ、大きな話題になったが

それ以来、毎年kg当りの単価が上昇し続けて

昨年は1本が3249万円で、kg当り9万5000円に

なり、今年は2倍以上の値段が付いた。

通常、寿司ネタに加工されると歩留まりは50%

程度になるとされるから、100g当りでは4万

2千円となり、100gで3貫分取れば、にぎり1つ

当りが1万4千円と目の玉が飛び出る値段に。

1貫分がブリ1匹分の値打ちを備えていることに。

報道では、1貫が400円程度で提供された様子が

TVで流れていたが、当のすしチエーンにとっては

5649万円の金額を宣伝費として捉えれば、

十分な採算性を備えた買いものだっただろう。

 
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2012年1月16日月曜日

火星探査機が16日の未明に日本に落下?

ライチョウ  油絵




昨年11月に打ち上げられ、軌道に乗り損なった

ロシアの火星探査機「フォボス・グルント」は

20~30個の破片となって、地球上に落下すると

ロシア宇宙庁が発表。

落下する破片の総重量は200Kg程度と予測され

16日の午前0時から早朝に日本上空を通過する

ので、この時間帯が危険だ。

予測では南緯10度、東経90度を中心とした

インド洋となっているが、実際は大気圏に

突入してからでないと判らない。

時間と地域が確定しても、落下に備えて予め

避難することもできず、危険極まりない。

NASAの報告では、打ち上げられた人工衛星や

残骸物である宇宙ゴミ、2万2千個以上が監視

対象とされていて、これらのゴミが毎日のように

次から次へと落下してくる。

13日には、ソフトボールほどの大きさのゴミが

国際宇宙ステーションに接近してきたために

衝突回避に備えて高度上げる措置を取り、無事

回避することができたという。

打ち上げ以来、衝突回避は既に13回にもなる。

 
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太平洋上に落下の速報でやれやれ。

無事で先ずは安心。



















2012年1月14日土曜日

真っ赤な水が流れる川

残雪の富士山  油絵





真っ赤に染まった水が流れる川の様子の画像を

いくつか目にして、大きく報じられているのは

程度が余程ひどいのだろうと思った。

中国では、川は色付きの水が流れているのが

一般的で、都市部では魚が住める環境を備え

川に出会うことは難しい。

既に長江を始めとして黄河など7大河川は汚染

されてしまっており、飲料水にも適さない状況だ。

国家環境保全部の2011年6月の報告では

日本でも歌われる太湖の汚染は、特に深刻で

飲料水の水源としている無錫市では、アオコ

などの異常発生で取水できない事態にも。

昨年度の渇水も重なって、名の知れた淡水湖は

全て一段と汚染が進んでしまい、美しい自然

環境を備えた雲南省のデン池湖でも汚染が進む。

川の色が変わるほどまでに未だに垂れ流しが

一般化しており、汚染水に含まれる重金属類

などの流入で沿岸海域も汚染が深刻化している。

陸地での汚染を放置した結果が、漁場を奪う

ことになり漁民は遠く、韓国や日本の領海での

海賊並みの違法操業に繋がるが、中国政府は

取締まる様子も、改善することもなく、反省する

どころが正当化しようる無法さだ。

 
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